振り竿の交換

 古時計は長い年月修理や部品交換が行なわれています。振り子が交換されている場合、時間調整のために振り子を上げ下げしても限度に達し、振り子や取付金物を交換しなければならなくなる場合があります。

 振り子を下に下げても限度に達する場合には、振り子自身や取付金物を短い物に交換するか、振り竿の曲げ部分を短くすることで調整できる。

 ここでは、振り子を上に上げても限度に達し交換する振り子も無い場合、短い振り竿を交換して長さを調整する方法を掲載します。

  • 鎖で振り子部分の長さを継ぎ足し、時間に合った振り子までの長さ調べ、振り竿を取り外す。
  • 中央が、今回の時計に合わせた振り子。長さで1コマ17mmの鎖4個と振り子の取付金物のネジを調整することで、正確な振り子までの長さを合わせる。
  • 右が市販されている振り竿の部品で、赤ラインの位置で鉄製の曲げることにする。

【参考】

 今回使用した振り竿の価格は10本で19,000円で、蒐集家の戸田さんがインターネットから入手しました。
※アメリカの時計部材カタログ価格には、$3.50/本にっていましたが、ロット数や送料はわかりません。

  • 振り竿の先の不要な部分をニッパでカットし、曲げる方向を注意してラジオペンチで曲げる。
  • 交換用に作成した振り竿を取付け、時間の調整を確認後、文字盤を取り付ける。
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2008/06/11