明治政府の改暦

  • 明治新政府が国際的な時間に統一するため、改暦を行ないアメリカから「ボンボン時計」を輸入した

 ボンボン時計が日本でいつ頃が始まったかというと、明治の初期にさかのぼります。

明治時代になると文明開化が進み西洋から新しい物がいろいろ入って来ました。新政府は外交上国際的な時間に統一するため改暦(注1)をおこない、今まで月の満ち欠けに基づく旧暦を太陽暦に変更し、明治5年12月3日を明治6年1月1日としてに改暦し西洋の時間と同じ時間に国際上スタートさせました。

 明治新政府は改暦に伴いアメリカから時計を7000台を輸入して郵便局や交番・役所などの官公庁関係に配布し、「ボンボン時計」や「交番時計」と呼ばれどこの交番にも掛かっており、今まで日の出と共に起き日没に休むという生活が海外と同じ「何時何分」と時間に追われる生活がこの時に始まりました。

驛逓寮(今の日本郵便)で使用されていた、明治初期に輸入された時計。セストーマス社(アメリカ製)、文字盤:8インチ、高さ:27cm、(注1)
明治新政府の改暦

 日本では1872年(明治5年)に、従来の太陽太陰暦を廃して翌1873年から太陽暦を採用することが布告されました。『明治5年太政官布告第337号、改暦ノ布告』では、「來ル十二月三日ヲ以テ明治六年一月一日ト被定候事」として明治5年12月3日を明治6年1月1日とすることなどを定め、明治5年(1872年)12月2日まで使用されていた天保暦は旧暦となった。

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2008/05/05